この時期になってくると、さすがに中3と他の学年では、勉強する姿勢や態度が変わってきます。

 

中1・中2のうちは、成績の良し悪しにかかわらず、集中できる時間が短い子が多い。ささいなきっかけでも、他のことに気をとられてしまいがちです。

 

「課題サポート」などで、教室で勉強している姿を見ても、時間が経つにつれ、プリントを取りに行く頻度が多くなったり、カバンの中や筆箱の中を意味もなく点検し続けたりしている子が増えてきます。

 

そんな子たちも、中3の2学期になると、これも成績の良し悪しにかかわらず、黙って目の前のことに取り組めるようになる子が増えてきます。

 

今なら、講習の授業時間(180分)ぐらいなら、私語一つせずに勉強できる子がほとんどです。

 

ただ、人間の集中力は、45分か50分ぐらいしかもたない、という話もあります。そうであれば、180分ぶっとおしで勉強するのは効率が悪い。

 

それでも、180分の中で、自分なりのONとOFFを意識的に切り替えてやれるようになってきたのだと思います。以前は、このいったんOFFにしてしまうと、もうONになる時がない、というのが普通でした。今なら、きちんと切り替えられるはず。

 

それでも、まだ集中力が続かないと感じる子も多いと思います。そんな人は、次のことを実践してみると、効果があるかもしれません。

 

一日一分間だけ、自分の動作を意識する。

 

どういうことかというと、日常の中で無意識に行動している場面は、結構あるもの。たとえば、ご飯を食べているときは、「何を食べているか」には意識がいっても、はしの動かし方は無意識のはずです。毎朝、学校に行くときに道順を確認しながら歩いたり、自転車をこいだりしている人は、まずいない。こうした、無意識にやっていることを、自分の頭の中できちんと意識してみる、ということです。

 

学校や塾の授業の時、今ぼくは(私は)、○○先生の話を聞いている、と意識するだけで、その行動に集中できてくるらしい。

 

この説は、心理学者の名越康文先生が著書の中でおっしゃっていることだから、間違いないと思います。たった一分の「意識」だけで、心が前向きになれるのなら、試してみる価値はありますね。

64240503こんな風にならないために…