夏休みを過ぎると、受験生たちの作文を採点することが多くなります。ここでいう作文は、国語のテストでの作文のことです。

 

近年、入試の作文では、「一マス目から書いて、段落をつけない」ようになってきました。こうなると、いわゆる「原稿用紙の使い方」には、あまり神経質にならなくていいと思います。

 

それよりも、確実に減点されるであろう言葉遣いには気を付けなくてはなりません。

 

ぼくは、漢字が苦手で、文章を読むのも遅かったけど、本を読む量を増やしたら、だんだん早く読めるようになりました。

 

わたしは携帯電話をもっていません。ですが、それで何か不便を感じたことはありません。

 

最近、上の例のような作文が増えてきました。どちらも、逆接の箇所が減点される可能性があります。

 

「遅かったけど」の部分は「遅かったけれども」「遅かったが」の方が無難。また、「ですが」を文頭に使ってはいけません。「しかし」「けれども」で十分です。

 

こうした言葉遣いは、SNSなどが浸透して、「話し言葉」で書くのが普通になってきているせいだと思います。

 

上の例は、SNS上では間違いだとは言われません。そこが一番の問題かもしれない。なぜなら、上の例のように書いた本人には、なぜダメなのかわからないから。

 

しかし、ここでは「なぜダメなの?」と考えるよりも、「正式」な言い方を覚えるテストなのだと考えてください。試験の作文は「正式」なものですから、きちんと「正式」な言い方ができなくてはならないのです。

国語の作文は、正式な書き言葉を覚える勉強だと割り切って練習しましょう。
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