期末テストが終わり、

すでに返却が始まっている教科もあります。

今回は、中3の英語がかなり難しかったようです。

平均点はまだ出ていませんが、

中2までと比べると低くなることが予想されます。

他の教科がとれて、

英語だけとれなくなるのには理由があります。

それは、

英語は2年間の積み重ねが点数にそのまま直結するためです。

今回、テスト範囲は

「1年生の教科書から、今まで学習した範囲まで」

という、他教科に比べたらとんでもなく広い範囲でした。

1年から⁉と驚いたかもしれませんが、

1年の文法事項が分かっていなければ

3年の文法はできないので

そう示されてもおかしくはありません。

実際、今度の学調は2年間分の教科書の内容を問われます。

もしかしたら、

学調のことを見据えたうえで

皆さんに英語を勉強してほしい、という思いのうえでの

出題だったのかもしれません。

他校舎でも、3年生は英語でのつまづきが

ちらほらとみられています。

1学期間ひとつの文法に集中して勉強したからといって

点数は並行して伸びていかないのが

英語の難しいところです。

ただ、

勉強した分だけ

ちゃんと戻ってくるのものがあるのも英語です。

ひらめきなどを必要としない分、

じっくり毎日勉強した人は点数が上がっていきます。

今回低かったからといって

決してあきらめて欲しくはありません。


何もわからずに空白のままで点数がない状況よりも

間違えたがゆえに点数を引かれた状況のほうが

同じ点数でもまだ希望はあります。

中3の皆さんを見ていると、

白紙で提出するような人たちではありませんから

きっと何か書いたけど合っていなかったのだと思います。

ならば、正しく解くことを

今後時間を作って身につけていけばいいだけです。


この夏、これまでの文法の復習も

2年生までの単語の復習も

いっぱい皆さんのために用意しておきます。


悔しい気もちは私も一緒です。

ものすごく悔しいですし、

もっと点数とらせてあげたかったと思っています。


一緒に頑張りましょう。

私もがんばります。