こんにちは。

 前回の続きです。

 一方で,内申点がない生徒にありがちな傾向。
それは,提出物に関して提出期限が守れない,あるいは出していない,ということです。

 また,提出物の字が雑だったり,提出物の仕上がり具合がとても評価のレベルに達していない,など
もありがちです。

 提出物一つ取ってみても,ひとに評価されるものだという意識がなければいけません。

 これも前回書いたように,大人の世界では「社会性」を問われているのと同じです。

 このようなひとはまず周りの人の「信頼」を得るのは難しいでしょう。やはり集団からつまはじきされる存在になってしまいます。

 心当たりがある人はもう一度思いなおして,提出物などは今までで最高の精度で仕上げるように努めることです。

 教師たちは百戦錬磨の教育のプロたちです。提出されたそのものを見れば,その生徒の取り組みの姿勢が分かります。

 作品などを評価される人は上手下手ではなく一生懸命に作り上げたかどうかを作品や提出物を通して見られているということなのです。

 美術などはセンスもなく才能もなければ,「上手!」という評価につながらないからと諦めてしまう人が多いですが,実際は作品の出来,不出来というよりも,その作品にこめられた思いが評価を受け
るのだと思います。

 つねに提出物,作品には相手に「見ていただくのだ」という謙虚な気持ちをもって丁寧に仕上げることです。それが汲み取られたときに相手に通じるのです。

 いつも「相手」を意識して行動しましょう。