小3~小5の子たちが勉強している教室の隣では、夏期講習中、中3の勉強会が開かれていました。

小学生たちが笠井校にやってくるときには、隣の教室はしーんと静まり返っているので、中学生がそこで勉強しているとは気づかない子も複数いました。

小学生の授業中に、中3勉強会が終了します。勉強会終了と同時に、中学生たちの話し声が聞こえて、「えっ」と驚く小学生たち。

帰っていく中3の中に、自分の友達の兄・姉や同じクラブの先輩だった子を見つけると、とたんにテンションが上がります。

「あの人、〇〇ちゃんのお兄さんだよね」

勉強そっちのけで聞いてくる子たち。困るのは、「〇〇ちゃん」が桐光と関係がない子だったときです。「〇〇ちゃんて誰??」ときいても説明が面倒(そもそも説明できない)から、話がかみ合いません。

ただ知っている中学生を見つけたというだけでテンションが上がり、問題を解くスピードも上がります。

教師から見て、内心ちょっとがっかりなのは、中3の子たちが小学生に「がんばれよ」なんて声をかけると、目の色が変わること。私たちがどんなに声をかけても、スパッと態度が変わることはないのに、「センパイの一声」は、本当に効くようです。

この夏も、笠井校では、中学生も小学生も、暑く・熱くがんばっていました。
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