ここ数年、CMなどで、「私は〇〇」(〇〇には商品名が入ります)というフレーズがよく使われるようになりました。

もちろんこれは、「私は〇〇(をよく使っています。)」とか「私は〇〇(がとても気に入っています。)」といった文の(  )内を省略した表現ですね。CMという枠組みがあれば、この省略は成り立ちます。

でも、この言い回しをそのまま作文に使うのは危険です。

たとえば、次のような問題のとき、
Microsoft Word - 文書 11
一行目に「私は1です。」と書いてしまう子は、そのあとの文章をうまく書けない子が多い。

「私は1です。」と書いたら、必ず減点されるかというと、特に問題にしない先生もいるかもしれません。それでも、違和感を持ったり、稚拙に感じたりする採点者も必ずいるはずです。

国語で出題される作文では、独創的な素晴らしい意見を書く必要はありません。間違いのない文と字で、しっかり自分の考えを書ければ満点です。

だからこそ、間違いにされるかもしれない表現を知っておくことが重要になるのです。

夏休みに入って、「学調テキスト」や模擬試験などで、生徒たちの作文を読む機会が増えました。そのなかに、こうしたグレーゾーンの表現が多かったので、注意を喚起する意味で、記事にしました。