こんにちは。

 それはもう,遠い昔のことですが,初めて補助輪なしで自転車に乗れるようになったことは,今でも,かすかに憶えています。

 あの言いようのないような喜び!それから嬉しくて,いろいろなところに自転車でいきたくなり,行動範囲が広がったことで自分の世界というものが変わったような気がします。

 乗れるようになるまで,たしかに苦労はあったはずですが,それはあまり憶えていません。父親に後ろから押してもらったことは憶えていますが,たぶん何度も転んで,かすり傷程度の怪我もしたはずです。

 何でもそうですが,苦しかったことというのは,最後に乗り越えて喜びを実感できた瞬間から,思い出へと昇華し,やがて心の糧になっていくのだと思います。

 ですから,勉強や受験もきっとそうなるのだと思います。

 補助輪をつけてフラフラ蛇行しながら,時には転ぶこともあるでしょうが,やがて苦労が報われて喜びを知ったとき何かが変わるのだと思います。

 特に,中1のお子さんたちをみているとまだ心もとなくて心配はつきません。でもいつか補助輪なしで走れそうになったとき,やっと本当の意味で中学生になるのかもしれません。

 中1生はいよいよ始めての定期テストです。しっかり後ろを推していきたいと思います。