小6漢字コンクールが5/23(火)に実施されました。

受験した子たちの答案はすでに採点済みです。この日に受験できなかった子もいますし、桐光の他校舎でまだ実施していないところもあるので、具体的な内容には触れられませんが、書ける範囲で、答案を見て気がついたことを今回は書きとめておこうと思います。

笠井校の小6の子たちは、対策問題集を家庭でしっかりとりくんできました。勉強会にもきちんと参加しています。個々人で、弱い分野が見つかると、その問題を繰りかえし直すこともしました。

でも、本番では、特定の分野が壊滅的にできない子が出てくる。

「これ、練習でやったよね」

「そんな気がします」

「その時はできていたのに…」

「テストになるとどういうわけかできない…」


こうした現象がどうして起こるのか考えてみました。そうすると、特定の分野がほとんどできない子たちに共通していたのは、練習のときに「何度も書いて覚えよう」としていたということ。

書いて覚えること自体、悪いことではありません。でも、同じ字を5回、10回、20回と書いても、あまり効果がないということでしょう。繰り返して書くのは、一つの機会に対して、3回も行えば十分。それ以上は、ただの作業になってしまって、記憶には残らないということです。

以前、別の校舎のブログにも書いた気がするのですが、私の苦手な漢字は、推薦の「薦」という字でした。とにかくどうしても覚えられない。

「薦」の草かんむりの下は、「鹿」と「鳥」の合体らしい。
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何度も何度も書いて練習しましたよ。でも。その一瞬は記憶に残るけれど、数時間で書けなくなってしまう。だから、恥ずかしながら「推せん」と混ぜ書きしていたこともあります。(個人的に、この混ぜ書きは大嫌いなのですが)

ところが、担当している生徒たちが相次いで推薦入試を受けることになった(大学入試でしたが)。そうすると、いろいろな場面で「推薦」と手書きすることが多くなる。もちろん苦手だから、最初はお手本を見ながら書いていましたが、そんな日がしばらく続くと、そのうち普通に書けるようになっていました。

「薦」の字を書いた回数だけ見れば、苦手だと思って練習していたときのほうが断然多い。でも、機会あるごとに書くようになったほうがすんなり覚えていたのです。

小6の子たちだけでなく、そして漢字の学習だけでなく。子供たちにみんなに、覚えるためには「回数より頻度」が大事だと伝えたいと感じました。そして、その「頻度」をどうやってみんなに提供していくのかが、これからの課題だとも思います。

授業前の小6は、とにかくメチャ明るく元気です。
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