4月から、笠井校で国語・社会を担当している鈴木智久です。6年ぶりに笠井校で授業をしましたが、はじめましての生徒たちがほとんどなので、こちらも新たな気持ちで授業に臨んでいます。
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さて、4月25日の記事にもあったとおり、小6の子たちは、5月23日(火)に「漢字コンクール」を受けてもらいます。すでに子供たちには、対策問題集をお渡ししています。漢字コンクールの問題は、この問題集からそのままでますので、しっかり勉強していれば高得点がとれるはずです。

漢字コンクールを実施する理由はいくつかありますが、一つは、将来の高校入試のためでもあります。

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上がこの春の公立高校入試で出題された漢字の読み書きの問題です。

書き取りの「届」「約」「束」「寸」「法」は、すべて小4~小6で習う漢字です。ただ、教科書では、「要約」「花束」「方法」といった熟語で習っているので、読み替えができたかどうかが勝負の分かれ目。

読みでは、「額縁」の「額」(小5)以外は、中学で習う漢字です。

公立高校入試では、中学校で習った漢字は、読めれば大丈夫。書き取りは小学校で習う範囲から、というのが毎年の傾向です。

このように、高校入試の出題傾向を見ても、小学校で習う漢字の習得が大事なことがわかります。

もちろん、漢字は一度習ったからといって、確実に身につくものではありませんね。そこで、今回の漢字コンクールのような機会に、復習をしていくのです。

お渡しした対策問題集は、この連休中にも1ページでよいから、毎日取り組んでください。一度に10ページ勉強するより、10日かけて10ページやったほうが、定着度は高いはずです。

さらに、連休明けに勉強会を設ける予定です。勉強会に関しては、後日お知らせをしていきます。